腸内細菌叢を整えると心が整う

 

 

 

 

腸は心を感じる器官

 

こちらのコラムで、私たちの身体は、

細胞同士のつながりで運営されている

共同体のようなものなので、全体の

調和を維持することが健康に大事！

というお話をしたのですが、

 

そのつながりが特に顕著なのが、

脳の細胞と腸の細胞なのですよね。

 

それはなぜなのか、よくよく考えて

みると、私たちは食べていかなくては

生きていけないので、環境を判断する

脳も大事ですが、活動するために

食べ物をエネルギーに変換する腸は、

生命維持に直結しているので、

ものすごく大事ですよね。

 

もし、食べ物を取り入れて、エネルギー

を生み出せなければ、身体を指揮して

いる脳でさえ働くことができません。

 

なので、腸には、たくさんの神経細胞が

配置され、身体の中枢である脳と密接に

連携するようにできているんですよね。

 

そのため、腸は第二の脳とも呼ばれています。

 

また、食べ物を外部から取り入れるという

ことは、有害なものも取り入れてしまう

リスクも抱えているため、腸は、全身に

その被害が及ばないように、その場で

殺菌し、解毒し、排泄するという役割も

担っています。

 

なので、身体に合わないものを食べたり

すると、その場で下痢を起こし、外に

出そうとします。

 

事実、腸には身体の70％の免疫機能も

備わっています。

 

まさに、腸は私たちの健康の要ですよね。

 

 

 

 

そして、腸は精神的ストレスにも敏感です。

 

それはなぜかというと、脳の神経伝達物質

の多くは、腸で作られ、脳にある神経細胞

は腸にも多く存在しているので、ストレス

はダイレクトに腸でも感じるからです。

 

そして、腸と脳は自律神経の副交感神経の

代表である迷走神経でつながっています。

 

もともと、私たちが胎児として母体の中で

育まれていた時、その成長過程で、

腸と脳は同じ神経組織から発達していき、

やがて分化します。

 

ですから、腸の細胞と脳の細胞は兄弟姉妹

の関係にあるのです。

 

たとえば、私たちが家族に何かあると、

お互い心配するように、脳のストレスは

迷走神経を通じて腸に伝わり、腸の

ストレスも脳に伝わります。

 

ですから、腸は心を感じ取る器官とも言え

ますし、脳は食べ物や消化の状態に敏感に

反応する器官とも言えます。

 

Gut feeling、直訳すると「腸の感情」、

すなわち「第六感」のような表現もあり

ますし、

 

「腹が立つ」「太っ腹」「腹を括る」

「腹の虫が治まらない」「腹黒い」

「腹を割って話す」「腑に落ちない」

など、心の状態を表す表現に「腸」は

頻繁に用いられます。

 

それは、昔から腸は心を感じるとわかって

いたからなんでしょうね。

 

また、消化不良、過敏性腸症候群のような

腸にストレスがある状態は、「思考力」に

ダイレクトに影響しますよね。

 

消化の働きは、脳の働きと関係している

からです。

 

 

腸には独自の共同体組織がある

 

 

 

 

これまで見てきたように、腸が栄養を

取り入れなければ、脳さえ働けない程、

私たちは腸の働きに依存しています。

 

なので、腸には独自の運営システムが

あります。それはまるで共同体のように、

腸全体のハーモニーを保っています。

 

その共同体とは、腸内細菌叢

（= 腸内フローラ）のことです。

 

腸に住む細菌たちは、免疫力に密接に

関わっていますし、ここ最近の研究では

腸の細菌たちは脳の健康にも携わって

いるということがわかっています。

 

ですから、腸内の細菌たちは、便秘や

下痢などのお腹のコンディションだけ

でなく、脳の働きにも重要なのです。

 

 

腸脳相関を自然療法で整えよう！

 

最近の研究では、腸内細菌が迷走神経を

刺激し、脳で感じるストレスを和らげる

ことがわかってきています。

 

同時に、腸内細菌は、お腹の免疫力や

コンディションを整えてくれるので、

身体の主要な２つの器官を、まさに

一石二鳥で面倒を見てくれています。

 

そこで、腸脳相関を整える自然療法

アイテムをご紹介をしますね。

 

※詳細は商品名をクリックください。

 

IBSコントロール

 

こちらは過敏性腸症候群（IBS）に

特化したプロバイオティクスで、

用いられているラクトバチルス・

プランタルム299vは、ストレスに

対するHPA系の反応を調整する

ことが報告されています。

 

ですので、脳のストレス反応が腸を

過敏にすることをコントロールし、

その結果、腸の炎症をコントロール

するようにデザインされています。

 

ウルトラ フローラ ニューロサポート

 

※こちらはクリニック仕様なので、

ログイン後閲覧できます。

 

こちらもIBSコントロール同様に、

ラクトバチルス・プランタルム299v

を含み、さらに、ラクトバチルス・

パラカセイ(Lpc-37™)が加えられ、

ストレスに対するHPA系の反応を

調整し、IBSなど過敏な腸の状態を

コントロールするように作られて

います。

 

ガット インフレームX 

 

※こちらはクリニック仕様なので、

ログイン後閲覧できます。

 

腸粘膜の働きと迷走神経の働きを

サポートし、腸脳相関を整えるよう

デザインされています。

 

直接、腸の炎症を抑えるハーブや、

腸粘膜のコンディションを最適に

するハーブと栄養素、そして迷走

神経の働きをサポートするハーブ

がまとめて調合されています。

 

関節炎やリュウマチがある人々には

腸に問題があることも多く、特に、

腸の炎症疾患と共に、関節炎などの

炎症疾患に悩む方々向けに作られて

います。

 

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