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うつ傾向の気分をナチュラルにサポート
60人のうつ傾向の被験者の半数に、1日に25gのBCM-95™ ターメリック(ウコン)を6週間与え、残り半数の被験者に抗うつ薬SSRIを6週間与えた臨床試験によると、どちらのグループも、うつ傾向の気分が改善されました。被験者は、どちらを与えられたか知らされていませんが、BCM-95™ ターメリック(ウコン)グループも、抗うつ薬SSRIのグループも、同等の結果を示しました。
また、別の臨床試験では、30人のうつ傾向の被験者の半数に、1日90mgのサフランを与え、残り半数に、三環系抗うつ薬(TCA: Tricyclic Antidepressant)を与えたところ、どちらもうつ傾向の気分が同等に改善されました。同様に、被験者はどちらを与えられたのか、知らされていません。
このインフラ ムードは、このように臨床試験でのデータを元に開発されています。
うつ傾向の気分を総合的なアプローチでサポート
1950年代の半ばから医療現場では、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどのモノアミンと呼ばれる神経伝達物質の低下に焦点を当てたアプローチが、うつ傾向に対するアプローチの主流となってきました。
しかし、うつや不安に対する研究が進んできた昨今では、ただ単に神経伝達物質の弊害以上の原因があることもわかってきました。
それらの原因には、ストレス適応反応であるHPA系の絡み、神経可塑性(環境の刺激に柔軟に対応する神経の適応力のこと)、神経の炎症、ミトコンドリア不全などが含まれます。ですので、うつに対するアプローチは、これらを考慮する必要があります。
脳、あるいは神経は、環境に適応して、その形や機能を柔軟に変化させることができますが、慢性ストレスが続くと、この柔軟性を失い、脳の構造や機能に変化が起きます。
ストレス反応でHPA系が作動すると、コルチゾールが記憶や学習を司る海馬の受容体に結びつき、興奮性神経伝達物質グルタメートを分泌します。
これが神経系にとって過剰な刺激となり、海馬だけでなく、理性的判断を司る前頭前皮質もダメージを受け萎縮します。これにより、神経を過敏にさせ、不安やうつ傾向の原因となります。
また、これに伴い、脳の別の場所、扁桃体が肥大します。これにより、恐怖心、攻撃的あるいは防衛的態度を誘発する原因にもなります。
これらが重なり、不安を募らせ、感情的な余裕を失うことになります。
脳の可塑性を担うのは、BDNF(Brain-derived neurotrophic factor = 脳由来神経栄養因子)で、これが新しい神経を形成し、脳の適応能力を高めます。しかし、うつ傾向がある場合には、BDNFがうまく作用しないこともわかっています。
さらに、うつ状態においては、炎症というドライバーがこれに加担するということもわかっています。ストレス反応によるHPA系活性化により、コルチゾールやノルアドレナリンが分泌されると、白血球がそれに反応し、自然免疫応答が始まります。この過程で、サイトカインのような炎症促進因子の生産が促進され始めます。
このサイトカインは血液脳関門を突破し、神経細胞の炎症を誘発します。炎症性サイトカインは、脳のBDNFを削減し、脳のストレスへの適応力(可塑性)を鈍らせて、うつのような気分障害を誘発すると考えられています。
それに加え、脳の神経細胞のミトコンドリアの機能が衰えることで、脳の可塑性をサポートするためのエネルギーを生み出せず、脳の構造や機能に変化が生じて、うつ傾向を生み出すということもわかっています。
ですから、うつ傾向という状態をサポートするためには、これらのすべての要因にアプローチすることが、総合的で根本的です。
このインフラ-ムードには、臨床試験で実証された量のターメリック(ウコン)とサフランという2つのハーブが配合され、抗炎症サポート、HPA系の調整サポート、刺激からの興奮毒性を和らげるサポート、神経新生サポート、ミトコンドリア機能のサポートをすべてカバーし、ナチュラルに総合的にうつ気分の回復をサポートするようデザインされています。
2つのハーブのアクション
サフランもターメリック(ウコン)も、炎症促進性のサイトカイン(TNF-α, IL-1β and IL-6)を抑制するよう作用することが示されています。これらの炎症促進性のサイトカインは、神経伝達物質の代謝を混乱させ、それが気分(うつ傾向、不安など)に影響します。
サフランは、HPA系作動による過剰なコルチゾールによるダメージを抑制することが示されています。また、ターメリックのクルクミンは、ストレスによる過剰なコルチゾールからの神経興奮毒性を防ぐことに役立つことが示されています。
サフランからのサフラナールは、抑制性神経伝達物質GABAを活性化することで、気持ちを穏やかにすることが示されています。
ターメリックのクルクミンは、BDNFを促進し、神経新生を促進することが示されています。
また、ターメリックのクルクミンは、酸化ストレスを軽減するように作用し、ミトコンドリアのエネルギー産出をサポートすることが示されています。
取り方:
12歳以上の子供および成人:1カプセルを1日2回、食事中、食べ物と一緒にお取りください。
成分:
1カプセルにつき、ターメリック(ウコン)12.5g( BCM-95TM 500mg、そのうちクルクミン350mg)、サフラン 15mg
安全上のお知らせ:
動物性由来成分未使用。とうもろこし、乳製品、大豆、ナッツ類、ラクトース、グルテン、小麦、イースト、卵、人工着色料、人工調味料、保存料を含みません。
十分なデータがないため、妊娠中のご使用は推奨されておりません。
現在抗うつ薬をとっていらっしゃる方も、この製品を同時にご使用になることができます。しかし、どの薬をとっていらっしゃるか、必ずお知らせください。薬によっては一緒に使えないものもあり、注意が必要なものもあります。