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あなたの健康は胃腸で決まる!
「健康は腸から」と言われるように、
胃腸が弱いと細胞に栄養が行き届かず
疲れやすくなります。
なぜなら、エネルギーが効率良く
生み出せないからです。
そして、代謝が落ち、風邪もひきやすく
なり、よく眠れない、起きるのが辛い、
気分も落ち込みがちなど、その他の
不調も付随します。
ですから、日頃から胃腸の健康管理は、
健康長寿のためにも、幸せに前向きに
生きるためにも大事ですよね。
そこで、このコラムでは、なぜお腹の不調
が起こるのか原因を探りながら、自然療法
による改善とおすすめの調合についてお話
いたします。
胃腸が弱いとエネルギーが生み出せない
お腹の調子が悪いという状態には、
食べたすぐにお腹が張り胃が重い、
胃酸が込み上げる感がある、腹痛が
起こりやすい、それに伴って下痢、
脂っこいものが食べれない、胃が重く、
寝つきが悪い、なので、朝も起きるのが
辛い、という一連の症状も起こります。
こういう状態の時に、仕事で集中できない
からと、栄養ドリンクをとったところで、
根本の胃腸の働きを修復しなければ
あまり役に立たないですよね。
そのためにまず、胃の動きを良くして、
胃酸を十分に出せるよう、朝起きて
仕事に行く前にウォーキングをする
といいですよね。
仕事中、座っていることが多ければ、
胃腸に限らず、内臓の動きは鈍って
しまいます。
胃酸は、消化吸収される小腸に食べ物を
送る前に、分解して、余計な雑菌も
殺してくれています。
なので、胃で十分に食べ物が噛み
砕かれなければ、効率良くエネルギー
が作り出せません。
ですから、胃酸を十分に出すという
ことは、全体の健康を担っていると
言っても過言ではありません。
胃酸が十分に出ないがために、
消化分解できず、胃がもたれる
ということが起こります。
たとえば、あんまり食べていないにも
かかわらず、すぐにお腹がパンパンに
張ってしまい、食べれなくなる、
という状態になったり、
ガスで胃が充満して、ゲップが出たり、
胃酸の込み上げが起こったりします。
それで辛くなり、お医者さんに行くと、
胃が自分の酸に耐えられるようにする
ため、胃酸を抑えるお薬を出されます。
しかし、お薬というのは、基本的に症状を
抑えるものなので、一時的に胃が軽く
なったように感じられるかもしれませんが
最初にお話したように、胃酸は消化分解に
重要な働きをしているため、胃酸を抑える
と、後々、症状は消化だけにとどまらず、
疲れやすくなったり、眠りの質が落ちたり
気分まで落ち込むというような状態へと
発展していきます。
そして、それらの症状をコントロールする
ために、さらなるお薬を付け足すことに
なり、自分の身体なのに、薬で制御される
ようになってしまうのですよね。
このような状態の方々を、薬局で働いて
いた時、私はほぼ毎日見ていました。
ですから、消化力を高めようとする時、
胃酸は抑えてはいけない、というのが
最初のポイントです。
小腸は全身の健康を担っている
胃の次にどこに分解された食べ物が行くか
というと小腸です。
小腸では、胃酸によって噛み砕かれた
食べ物が、肝臓から分泌された胆汁や、
膵臓から分泌された膵液(糖質、脂質、
タンパク質を分解する消化酵素を含む)
と共に、さらに消化分解を進め、
小腸でほとんどの栄養分は吸収されます。
そして、次の大腸では小腸で吸収し
きれなかった食物の残りかすから、
水分と少量のビタミンを吸収し、
不用物を便にして身体の外に出します。
ということは、身体がエネルギーを
生み出すには、小腸が要ですよね。
なぜなら栄養素はここで取り込まれる
からです。
ところが、先ほどのように胃酸が少ないと
小腸に消化の負担がかかります。
胃酸が少なくなる理由は、加齢により
運動量の低下、代謝の低下、それに伴い
自然に胃酸も若い頃より少なくなる
ということもありますが、それよりも
ストレスによる影響を受ける方々が
とても多いのです。
ストレスを感じると、自律神経の交感神経
が強く働くようになり、胃の運動が弱く
なるので、胃酸の分泌が減少します。
同時に、ストレスは小腸のMMCという
動きも悪くします。
(※MMCの説明はこちら)
さらに、前回の記事でもお話しましたが、
腸と脳はつながっているので、脳で感知
したストレスは、腸内細菌叢の環境に
変化をもたらし、そのバランスに乱れを
生じさせます。
そうすると、小腸には通常あまりいない
細菌たちが増殖し、胃酸が少ないことで
消化できなかった食べ物が、小腸で細菌
たちのエサとなって発酵し、それがガス
を生み出すのです。
そのガスはやがて、小腸から胃に逆流し、
胃の中の圧力が高まって食道に胃酸が
込み上げることにもつながります。
この小腸で細菌が増殖する状態を、SIBO
(= シーボ、小腸内細菌増殖症)と呼んで
います。
これが様々な更なる問題を引き起こします。
大腸にはもともとたくさんの腸内細菌が
いて、ガスを発生させるので、ガスに
それなりに耐えれるように作られて
います。
しかし、小腸では、通常ガスは発生
しないので、ガスに耐えられるように
できていません。
小腸にガスが溜まると、風船のように
膨らみ、しばらくすると縮みます。
ですが、この「膨らんで縮んで」を
繰り返すと、小腸の粘膜が薄くなって、
穴が開きやすくなるのです。
穴と言っても微小な穴なのですが、
細菌や未消化の栄養素、毒素など、
通せてしまう大きさです。
この状態をリーキーガット症候群と
呼んでいます。漏れる腸という意味
です。
本来なら小腸の粘膜は、消化分解された
栄養素のみを血液の流れに通します。
しかし、リーキーガットになると、
毒素や未消化の栄養素まで通してしまい、
私たちの免疫系がそれらを「異物」だと
判断して反応するようになります。
そして、これらの「異物」に対し、
抗体を作ります。
この状態が長く続くとアレルギーや
自己免疫疾患へと発展してしまうのです。
そして、小腸で増えた細菌が、栄養分を
横取りするので、本来吸収されるはずの
栄養素が不足しがちになります。
たとえば、鉄、カルシウム、亜鉛、B12、
マグネシウムなどです。
さらに、リーキーガットでは、肝臓に
負担がかかるようになります。なので
脂質の消化に重要な胆汁分泌も鈍る
ので、脂っこいものが苦手になります。
アルコールもアウトになります。
そしてさらに、シーボは、リーキーガット
だけでなく、腹痛や下痢、便秘、または
下痢と便秘を繰り返すという状態にも
つながります。
この状態を、過敏性腸症候群(IBS)と
呼んでいます。
さらにまた、機能性ディスペプシアと
呼ばれる胃の不快感にもつながっています。
機能性ディスペプシアとは、胃が重く、
胃が過敏になっているので、胃カメラを
飲んで検査しても、「異常なし」と
言われる状態のことです。
ですから、胃酸をまずしっかり出して、
シーボをコントロールすると、消化の
悩みが軽減されていくのです。
基本的に、炎症を起こしやすく、消化の
悪いものは食べないように心がけたい
ですよね。
グルテンを含む小麦系、高でんぷん質の
食品、アルコール(あくまで適度に)、
加工された食品はできるだけ避けましょう。
自然療法で胃腸の管理
※商品名をクリックいただけると
詳細ページに飛びます。
もし、現在ガスでお腹が張りやすい、
そのせいで苦しくなりやすい、という
場合には、症状をダイレクトに
コントロールする、ハーブの胃腸薬
イベロガストをおすすめいたします。
こちらは、西洋社会では有名な天然
メディカルハーブの胃腸薬です。
昔、子供の頃、お腹が痛くなると
母が正露丸をくれましたが、
今私はイベロガストをその役目に
使っているので、いざという時に
常備しています。
過敏性腸症候群やガスで胃が重くなり
やすいという方々だけでなく、通常
どなたでも腹痛は時折起こりますので
家庭の薬箱に持っておくとご家族の
健康管理に便利です。
少量で即効性があります。
こちらは、腸の粘膜の栄養素の調合で、
荒れた腸粘膜の修復(リーキーガット
を防ぐ)、炎症のコントロール、
また胃酸の込み上げ、胸焼け、
胃のムカつき、消化不良、お腹の張り
などを軽減する調合になっています。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧いただけます。クリニック仕様の
消化系サポートにございます。)
また、胃酸の込み上げ、胸焼けに特化
した症状のコントロールには、
ガストロエイドをおすすめいたします。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧いただけます。クリニック仕様の
消化系サポートにございます。)
また、ガットリリーフと似た調合ですが、
こちらは腸粘膜の栄養素の調合で、
リーキーガットが疑われる方におすすめです。
食べ物に敏感な方にもおすすめです。
こちらには高濃度のミルクシスルが
配合され、肝臓の保護をします。
肝臓が弱っている方や、飲み会が
多い方、また二日酔い予防に
おすすめします。
高濃度なので、飲む前にとると
酔いにくくなり、二日酔いも防ぎ
ます。(飲酒量にもよります。)
そして、こちらには、その他の肝臓
ハーブを含み、胆汁分泌を促し、
脂質の消化を助けます。
ミルクシスルは抗酸化力が高いので、
一般の美容と健康管理の目的でとっても
良いですし、肝臓はデトックス器官
なので、時々とって肝機能の健康管理
にとってもいいです。
こちらは、胆汁の分泌を促し、脂質の
消化を助けます。複数の肝臓ハーブが
配合されていると共に、栄養素も含み
多目的の肝臓サポートです。
15種の善玉菌が配合されており、
腸内環境を整えるのに役立ちます。
こちらは、薬局で働いていた時、
抗生剤をとってお腹の調子を壊した
多くの方々に多大な助けとなっていた
のを、多数目撃してきました。
しかし、一般の美容と健康管理にも
おすすめです。時々とって、腸内環境
を整えるといいですよね。
バランスの取れたプロバイオティクス
を探していらっしゃる方におすすめです。
こちらも15種の善玉菌がバランスよく
配合されています。先ほどのブロード
スペクトラムと同じメーカーなので、
同じ15種が配合されていますが、
こちらが1カプセルに配合される数が
多くなっています。なので、便秘気味な
方には、お通じにも効き目を感じやすい
と思います。
こちらは過敏性腸症候群の方に特化した
脳のストレスを軽減し、炎症を抑える
プロバイオティクスが調合されています。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧いただけます。クリニック仕様の
プロバイオティクスにございます。)
こちらも先ほどのIBSコントロールと
同じ菌と共に、他の腸脳相関に作用する
善玉菌が配合され、脳のストレス反応を
和らげ、炎症を抑えるようにデザイン
されています。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧ください。クリニック仕様の
デトックス・除菌にございます。)
こちらはシーボで増えた余計な細菌を
滅菌する抗菌ハーブが配合されています。
効果的にシーボ、カンジダ菌の
コントロールをします。
ガスでお腹が張りやすいという方に
持っておかれると良いと思います。
私もグルテンをつい食べてしまった時
やお腹が張る時に取ります。すると
お腹の張りがおさまります。
薬ではないので、腸内細菌すべてを
破壊することはありません。
増殖しすぎた菌をコントロールします。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧ください。クリニック仕様の消化系
サポートにございます。)
こちらはベタイン塩酸塩 を含み、
胃酸の産出をサポートするのと同時に、
ペプシンを含み、胃でのタンパク質分解
を助け、消化力を上げます。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧ください。クリニック仕様の消化系
サポートにございます。)
消化酵素の調合で、消化を助けます。
消化不良がある方におすすめします。
(※クリニック仕様なのでログイン後
ご覧ください。クリニック仕様の消化系
サポートにございます。)
グアーガム分解物(PHGG)を配合し、
メタンガスの産生を減少させることに
役立ちます。お通じやIBS、SIBOの
コントロールに良いことがデータで
示されています。
なおかつ、腸内細菌の栄養となる
短鎖脂肪酸(特に酪酸)の産出を促し、
腸内環境を整えるサポートになります。
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どの商品を選んでいいかわからないと
迷われている方は、お気軽に
お問い合わせください。
または、こちらのミニコンサルテーション
フォームを送信くださると返信いたします。