人間の身体は大宇宙を反映した小宇宙

 

人間の身体は大宇宙を反映した小宇宙

 

 

 

私たちの中にある宇宙のサイン

 

宇宙が明らかに、私たちに反映されて

いるということが、私たちを構成して

いる“ある物質”の形を見るとわかります。

 

その私たちを構成している“ある物質”

とは、「原子」のことです。

 

「原子」は、その名が示しているように、

かつて世の中のあらゆるものの基本的

構成要素だと思われていたものです。

 

その原子が組み合わさって分子となり、

その分子が集まって細胞となり、

その細胞が集まって臓器となり、

その臓器が組み合わさって身体が

できています。

 

ところが、この「原子」も、今では

さらに分解できることがわかっています。

 

では、「原子」はどんな構造を

しているのでしょうか?

 

それを図にしてみました。

 

 

 

 

「原子」は、この図からわかるように、

「原子核」と「電子」から成り、中心

にある「原子核」の周りを、「電子」

が飛び回るようにできています。

 

この形を「外徴理論」*で読み解くと、

何かに似ていると思いませんか?

*外徴理論の説明はこちらです。

 

そうです!宇宙にある太陽系です。

 

まるで、太陽の周りを惑星が規則的

な軌道で回っているかのようです。

 

この場合の太陽は、「原子核」で、

惑星は「電子」にあたります。

 

 

 

 

ここで「外徴理論」をもう一度復習

すると、宇宙あるいは自然にある形や

特性を、人間の部位の形や特性に

照らし合わせ、その自然の持つ特性が、

それに類似した人間の部位の健康に

役立つという考え方のことです。

 

これを踏まえると、私たちを構成する

「原子」が太陽系に似ていることから、

私たちの中にも、宇宙にある規則性が

存在するということがわかります。

 

つまり、

人間の身体は、大宇宙を反映した小宇宙

だということです。

 

そして、太陽を中心に惑星が規則的に

動いているように、私たちの身体にも、

太陽の動きに合わせた「体内時計」が

あり、それに沿って、規則的に、

特定のホルモンが分泌され、身体は

運営されています。

 

なので、毎日を健康に過ごすには、

太陽の動きに合わせて起床し就寝、

という一定のリズムを保った方が、

不規則な生活リズムよりも体調管理

しやすい、ということがわかります。

 

 

 

 

サイエンスによる裏付け

 

事実、これを裏付けるかのように、

規則的に覚醒ホルモンと睡眠ホルモンが

体内で分泌されるようになっています。

 

覚醒ホルモンとは、コルチゾールの

ことで、このホルモンは別名ストレス

ホルモンと呼ばれていますが、

それはストレス時の活力や集中力を

応援してくれるからです。

 

実はこのホルモンは、起床時が最も

高くなるようにできています。

 

ということは、難しい仕事も朝から

取り掛かった方が、自然に身体は

楽々とこなすことができる

ということですよね。

 

なぜなら、朝はコルチゾールの値が

自然に高い状態なので、このホルモンが

応援となって、活力や集中力を高めて

くれるからです。

 

そして、このコルチゾールは、

1日が進んでいくと共に、徐々に値が

下がっていき、夜は一気に少なくなる

ようにできています。

 

それが信号となって、コルチゾールと

バトンタッチするかのように、睡眠

ホルモンであるメラトニンが上昇して

いきます。

 

メラトニンの上昇がピークになると

私たちは眠くなるようにできています。

 

そんな状態の時に、夜仕事をしようと

思うと、コルチゾールという応援団

がいないので、相当頑張らなくては

いけないということですよね。

 

だから、「朝飯前」という言葉が

「簡単にできる」という意味で

使われるのかもしれません。

 

すなわち、コルチゾールの高い朝、

特に「朝飯前」に仕事を片付けると、

効率良くはかどるよ♪ ってこと

なのではないでしょうか?

 

 

 

 

しかし、ストレス下にあると、

ストレスを感じる度にコルチゾールが

分泌され、夜になっても値が下がりません。

 

そのため、メラトニンが分泌されにくく

なり、眠れなくなるので、そういう時は、

ハーブやマグネシウムを使いましょう。

 

こちらの睡眠をテーマにした記事

最後におすすめのハーブやマグネシウムを

ご紹介していますので、眠りが浅い方は

是非チェックしてくださいね♪

 

 

私たちは物質であり波動である!

 

ここで先程の「原子」の図を

もう一度見てみましょう。

 

 

 

 

これはかなり簡略化した図です。

 

しかし、実際の「電子」は、塊という

より、雲のように広がって「原子核」

を覆っているそうなのです。

 

つまり、中心の「原子核」の部分は

塊で、その周りを回る「電子」は

形のない雲のように「原子核」を

覆っているということです。

 

ということを踏まえて、この「原子」

の構造を、横から見た絵にしてみると

どのようになると思われますか?

 

それは、次のようになります。

 

 

 

 

これを見て、皆さんは何を連想

されましたか?

 

そうです!宇宙ですね♪

 

「原子」は「太陽系」の形にも、

「宇宙」の形にも似ているので、

ここからも

人間の身体は、大宇宙を反映した小宇宙

であることがわかります。

 

この「原子」がくっついて「分子」を作り

「分子」がくっついて「細胞」を作り、

「細胞」がくっついて「臓器」を作り、

「臓器」がくっついて私たちの身体を

作っています。

 

そして、この「原子」をよくよく見て

みると、中身が詰まっているというより、

「空洞」と言い表した方が、「原子」

の形をより正確に伝えることができる

らしいのです。

 

それは、現代量子物理学が、「原子」

をさらに分解すると「素粒子」に

行き着くということを突き止めており、

 

それは物質というより、波動エネルギー

としての性質を強く持っているという

ことからも説明がつきます。

 

「原子」が物質の最小単位ではなく、

「素粒子」という波動エネルギーが

物質の最小単位だということが、

今では証明されているんですね。

 

そして、「素粒子」は目で捉えることの

できない微小な存在なので、簡単に

すり抜けてしまいます。

 

つまり、ミクロレベルでは、私たちは

「素粒子」であり、物質というより

すり抜けてしまう(捉えどころのない)

波動として存在しているということ

になります。

 

なので、私たちはミクロレベルでは、

波動エネルギーとして混ざり合って

存在しているのです。

 

ですから、みんなつながっているので

「以心伝心」したり「虫の知らせ」や

「胸騒ぎ」を感じたりするのですね。

 

でも、私たちは実際マクロレベルでは

混ざり合わず、物質・固体という状態で

存在していますよね。

 

その理由は、「原子」の外側がマイナス

電荷を持つ「電子」で覆われているから

だそうです。

 

通常、プラス同士、マイナス同士の

電荷は反発し合いますよね。

 

なので、自分の周りはマイナス電荷を

帯びており、他の人の周りもマイナス

電荷を帯びているので、お互い反発

し合い、混ざり合わないのです。

 

ですから、私たちはぶつかっても

お互い通り抜けないのですね。

 

いや、ほんとに宇宙って、すごく

よくできていますよね。

 

 

 

 

最後にまとめると、

私たちは大宇宙を反映した小宇宙

なので、「外徴理論」から、私たちは

物質(肉体)であると同時に、波動

エネルギーでもある、ということ

になります。

 

ですから、健康を物理的だけでなく、

波動的にも整えるということが、

全体的な取り組みとなるという

ことが導けます。

 

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